こんにちは!なぎびです。
ほとんどの赤ちゃんが生まれて初めて口にするのは、ママの母乳ですよね。母乳には、赤ちゃんが成長するために必要ないろんな栄養素が含まれていて、赤ちゃんは母乳だけでもすくすくと成長します。
ただ、一方で、母乳の出が悪かったり、病気や薬の服用状況などによって、母乳での育児が難しいママもたくさんいると思います。母乳育児に代わる代表的な方法として、市販のミルクによる育児がありますが、母乳じゃないと栄養が足りないんじゃないの?、ミルクで育児するのって実際どうなんだろう?など疑問に思われる人も多いと思います。
今回は、完全ミルクで育児をしている私の経験をご紹介します。
※この記事では、粉ミルク・液体ミルク等の人工乳をミルクと記載します。

私も、常用している薬があるのですが、生後数日は初乳のこともあり、薬の服用を控えて母乳で頑張ってみました。しかし、体調が芳しくないこともあり、夫と相談したうえで薬の服用を再開することにし、ミルクでの育児に切り替えることにしました。
この記事では、
- ミルクだけで母乳と同じ栄養は十分とれるの?
- 母乳育児とミルク育児の違いは?
- どんなミルクを使えばいいの?
といった疑問にお答えします。
母乳育児・ミルク育児のメリット・デメリット
まずはじめに、母乳であれ、ミルクであれ、どちらでも、十分に、赤ちゃんはすくすくと成長します。
うちの子は、生後1週間くらいからずっとミルク育児ですが、身長・体重も問題なく、成長曲線の上のほうをキープしていますし、首すわり、寝返り、ハイハイ、つかまり立ちなど、教科書どおりに、順調に成長しています。むしろ、足のちからが強すぎて、蹴られて痛いくらいです。
母乳が、赤ちゃんの成長に必要な栄養素をたくさん含んだ最強の飲み物であることは間違いないと思いますが、それはママの体から生まれてきた赤ちゃんのために、ママの体から分泌される飲み物なので当たり前のことです。
しかし、だからといって、母乳でなければ赤ちゃんが健康に育たないかというと、そうではありません。現在のミルクは、多くの研究機関やメーカーの長年の研究により、赤ちゃんの成長に必要な栄養素をはじめ、飲みやすさ、作りやすさなど、母乳と遜色ないほどの製品となっています。
ここで、遜色ないほどとしたのは、現在においても、母乳の成分や機能などが完璧に解明されているわけではなく、一説には、母乳に赤ちゃんの免疫力をあげる効果があるといった説があるなど、母乳vsミルクの世界には様々な説があり、また賛否も分かれているからです。
また、「母乳に比べてミルクは消化に悪いので、3時間はあけて飲ませる必要がある」といった情報もありますが、最近のミルクはかなり高性能なため、そこまでシビアに気にする必要はないでしょう。私も、3時間と書かれているところを、赤ちゃんの状態やいろんなタイミングが重なって2時間であげたことも多々ありますが、なんの問題もありませんでした。
以下には、具体的な母乳育児とミルク育児のそれぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
母乳育児のメリット・デメリット
母乳育児のメリット
- ①最適な栄養素
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ママの体が、自分の赤ちゃんの成長のために必要な栄養素を含んだ母乳を自然に作り出すので、赤ちゃんに最も適した飲み物であるのは、言うまでもありません。
- ②母と子のスキンシップ
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授乳する際は、赤ちゃんと密着するため、赤ちゃんは安心感を感じ、ママにより愛着を抱くとともに、ママも赤ちゃんへの愛着が増し、母性本能が刺激されるなどメンタルにも良く働きます。
- ③すぐに飲ませられる
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ミルクと違い、調乳する時間が必要ないため、赤ちゃんが欲しがれば、すぐに授乳を行うことができます。
- ④ローコスト
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母乳はママの体から分泌されるため、基本的にはお金がかかりません。ただ、乳首のケアや授乳用の下着や衣服、搾乳機などを使用する場合は、費用が必要になることもあります。
母乳育児のデメリット
- ①ママの負担が大きい
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毎日の授乳により、乳首が荒れたり、赤ちゃんの成長度合によっては、噛み傷がつくなど、乳首や乳房のケアは必須です。また、基本的に授乳はママがすることになるため、ママの負担が必然的に大きくなります。搾乳した母乳を冷凍保存しておき、必要な時に解凍して哺乳瓶で飲ませる場合は、パパでもできますが、それでも、ママが授乳する機会の方が圧倒的に多くなります。
また、アルコールや刺激物など、母乳の成分に影響する可能性のある飲食物については、赤ちゃんへの影響を考慮して控える必要もあります。
- ②飲んだ量が分かりづらい
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ママから直に摂取するため、どの程度の量を飲んだのか分かりづらく、授乳をやめるタイミングは、赤ちゃんが飲むのをやめた時など、赤ちゃん次第になります。また、母乳の出が悪い場合は、たとえ、長い時間をかけて赤ちゃんが飲んでいたとしても、意外と飲めていないこともあります。
ただ、飲み足らなければ、赤ちゃんは自分で何らかの主張をしてきますので心配はありませんが、親としてはやはり心配になりますよね。
- ③頻回になりがち
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毎回の授乳量が分からないので、飲み足らなかった場合は、短いスパンで母乳を欲しがるなど、昼夜を問わず、1日のうちに何度も授乳をしなければならず、ミルク育児に比べて授乳回数は多くなりがちです。
- ④授乳場所が限定される(人目を気にする。)
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授乳するためには、乳房を外に出す必要があるため、外出先で授乳する場合は、授乳できる場所に限りがあります。また、自宅であっても、同居している親族がいる場合などは、注意が必要です。
ミルク育児のメリット・デメリット
ミルク育児のメリット
- ①パパでもできる
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ミルク育児の最大のメリットは、パパでも授乳ができることではないでしょうか。新生児期は、昼夜問わず約3時間おきに授乳しなければならず、睡眠不足になったり、かなり体力を消耗します。パパとママで授乳を分担することで、負担を軽減することができます。(シフト制育児などと呼ばれます。)また、パパが授乳を行うことで、子供への愛着がより深まりますし、パパの積極的な子育てへの参加を促すことにもつながります。
- ②ママの体調に左右されない
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母乳育児の場合、しっかりと母乳を出すために、体調管理をはじめ、日頃のマッサージやケア、食事などに気を使わなければなりませんが、ミルクであれば、それらを気にする必要はありませんので、好きに飲食ができます。
- ③飲んだ量の管理がしやすい
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ミルクの場合は、1回の授乳量や1日の授乳回数などを月齢毎の目安に合わせやすく、赤ちゃんの日ごと・時間ごとの授乳量を管理しやすいのもメリットです。あまり飲まなかった回の次の授乳は、少し量を増やすなどして、1日のトータル量をコントロールすることができます。
- ④授乳の際に人目を気にする必要がない
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授乳の際に乳房を晒す必要がないため、外出先でも、母乳育児と比べると、授乳できる場所の選択肢が広がります。
ミルク育児のデメリット
- ①コストがかかる。
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ミルク育児のためには、ミルクにかかる経費のほか、最低でも以下のものが必要になります。
また、以下のものがあると、さらに便利です。
- 湯沸かし器具(温度調整機能付きのケトル又は湯沸かし機能付きのウォーターサーバーがおススメ)
- ミルクウォーマー
私は、デロンギの温度調節機能付きケトルを愛用しています。
- 湯沸かし器具(温度調整機能付きのケトル又は湯沸かし機能付きのウォーターサーバーがおススメ)
- ②哺乳瓶、乳首の管理・消毒
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哺乳瓶や乳首は、ミルクを中に入れたり、赤ちゃんの口に接したりするものですので、衛生管理が必須です。ミルクは栄養を豊富に含んでいるため、雑菌も繁殖しやすいですし、乳首には赤ちゃんの唾液もついているので、授乳後はしっかりと洗浄し、消毒することが推奨されます。消毒は熱湯によるもののほか、常時漬け置きするだけでよいミルトンを使うと楽ですよ!
- ③作る手間・時間
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母乳と違い、ミルクは調乳する必要があります。①規定量を計り哺乳瓶に入れる、②70度以上の熱湯を規定量注ぐ、③十分に攪拌し溶かす、④赤ちゃんが飲むのに適温になるまで冷ます、といった一連の作業を毎回する必要があります。また、授乳後には、哺乳瓶、乳首の洗浄および消毒も必要です。そのため、ミルクを欲しがって赤ちゃんが泣いていたとしても、ミルクができるまで少しの間我慢してもらわなければなりません。この待ち時間の問題は、あらかじめ調乳しておきミルクウォーマーなどで、保温しておくことで、ある程度は解消できます。
その他、外出先でミルクを作る場合には、お湯を確保できる環境も必要となります。ただ、これについても、常温で使用できる缶の液体ミルクを使うことでカバーできます。家では粉ミルク、外出する場合は缶の液体ミルクを使うといった使い分けをすると良いと思います。
- ④栄養素・製品品質
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母乳と比較してミルクの栄養素が、赤ちゃんにとって最適であるか、十分であるか、という疑問については、なかなか判断が難しいところです。先に述べたように、未だ、母乳と赤ちゃんの生育については、未解明なところがあるからです。ただ、母乳育児、混合(母乳とミルクの両方)、完全ミルク(ミルクのみ)といった言葉が一般的に使われている現状からすると、ミルクだけで育児をするケースも多くあることが想像されます。実際に私もそうですし、私の知り合いのお姉さんも、完全ミルクでした。
また、ミルクの製品品質については、日本国内の厳しい衛生基準を満たしている国内の有名メーカーのものであれば、基本的には大丈夫です。以前に、外国製のミルクから、あまりよくない成分が検出されたとのニュースがありましたし、信用の置ける製品を選びたいところです。
粉ミルクと液体ミルクのそれぞれのメリット・デメリット
粉ミルクのメリット
粉ミルクのメリットは、主に、以下のことがあげられます。
- 量を調整しやすいこと
- 保存しやすいこと
- 液体ミルクに比べてコスパがいいこと
- 離乳食にも使いやすいこと
粉ミルクのデメリット
粉ミルクのデメリットは、主に、以下のことがあげられます。
- 調乳に時間と手間がかかってしまうこと
- 温度の調整が難しいこと



粉ミルクには、缶に入っているものと、アルミ包装などに入っているものがありますが、どちらも、中身には変わりはありません。使い終わった後のゴミの処理の手間を煩わしく感じる方には、アルミ包装の方がいいかもしれません。
メジャーな粉ミルク各種
国産の有名な粉ミルクには、主に以下のメーカーのものがあります。どのメーカーのミルクでも、問題ありませんが、飲ませてみて、赤ちゃんが気に入るものを選ぶとよいでしょう。また、しばらく飲ませていると嫌がって飲まなくなる時期もありますので、その際には、一度、違うメーカーのものに変えてみるのもありだと思います。
- 森永乳業 はぐくみ
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- 明治 ほほえみ
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- 和光堂 はいはい
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- グリコ アイクレオ
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- 雪印ビーンスターク すこやか
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- 雪印メグミルク ぴゅあ
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私は、森永乳業のはぐくみを、新生児期からずっと愛用しています。こちらの商品には、専用のプラスチックケース、調乳用スプーン、初回の粉ミルク2パックがセットになった、「はぐくみ エコらくパック 初めてセット」というスターターセットがあります。粉ミルク自体は、アルミ包装に入っているので、ゴミの処理も楽々で気に入っています。(ゴミの分別はお住いの自治体により異なります。)次回以降は、詰め替え用の粉ミルクだけを買って、アルミ包装ごとプラスチックケースに入れ替えればOKなので、とっても楽です!
液体ミルクのメリット
液体ミルクのメリットは、主に、以下のことがあげられます。
- 調乳の手間が不要なこと
- 調乳時の匙加減や誤差、ミスなどによる栄養素のバラつきがないこと
- 常温で飲めること



温めずに常温でそのまま哺乳瓶に移すだけですぐ飲ませられるのは、非常に助かります。
液体ミルクのデメリット
液体ミルクのデメリットは、主に、以下のことがあげられます。
- 割高であること
- 開封後の保存が難しいこと



私も外出時には液体ミルクをよく使いますが、粉ミルクと違い、液体ミルクは、「明治 ほほえみ らくらくミルク」を使っています。理由としては、ほほえみらくらくミルクは缶に入っており、パウチやパックの商品よりは、保存性・密閉性が高そうで安全かな?と思ったからです。(あまり関係ないかも)また、単純に、赤ちゃんがこれをよく飲んだのも理由です。
メジャーな液体ミルク各種
- 明治 ほほえみ らくらくミルク
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- 森永 はぐくみ 液体ミルク
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- グリコ アイクレオ 赤ちゃんミルク
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まだまだ、私も育児真っ只中で、毎日試行錯誤の連続です。私のこれまでの経験が、少しでも、悩んでいるママの助けになればうれしいです。一緒に育児がんばりましょう!