こんにちは!なぎびです。
仕事に役に立つ資格やスキルや知識を身につけたい、自分の能力をアップさせて昇給したい、より良い仕事に転職したい、体力づくりをしたいなど、普段から考えている人は多いと思います。しかし、現実は、昼間は仕事で忙しい、残業で帰りが遅い、家に帰ったらゆっくりしたい、休日は趣味や家族と過ごす時間に充てたいなど、なかなか自分の思うように自由な時間を確保することは難しいと思います。
この記事は、
- 仕事が忙しくて自由な時間がない。
- 少ない時間で効率的に学習やトレーニングをしたい。
- 趣味や遊びの時間は減らしたくない。
隙間時間の有効活用
隙間時間とは、仕事や家事などの間や休憩時間など、ちょっとした空き時間のことです。ゲームや読書、音楽や動画鑑賞などの趣味に使ってもいいですし、資格の勉強、体力づくりに使ってもいいです。何をするのかは、それぞれの自由です。
ただ、隙間時間は限られた時間なので、より有効に活用するには、以下の要素を持つことを選ぶとより効果的です。
- すぐにできること
- 短時間でもできること
- 途中で中断できること
- ながら作業でできること
これらを満たしているわたしがおススメする隙間時間の活用法を3つ紹介します。
スマホを使った学習
外国語や資格、料理、脳トレなど、現在はスマートフォンのアプリで、なんでも気軽に、すぐに、無料で、さまざまな知識を学ぶことができる環境が整っています。
例えば、英語学習であれば、ポッドキャストというアプリを入れれば、海外の英語ニュースや英語学習教材など、無料で利用できるコンテンツが数多くあります。
ポッドキャストのコンテンツの例
- ・VOA Learning English
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英語学習用に厳選された単語を使ったニュースの配信チャンネル。話すスピードも通常より遅めに設定されており、内容は旬な話題などを取り上げており、聞いていても飽きません。1つの配信が30分程度に抑えられているため、隙間時間でも学習しやすいです。
音声は、男性と女性が半々くらいです。 - ・Hapa英会話
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最近の話題などについて英語と日本語で配信するチャンネル。さまざまなシチュエーションや話題について、英語で話した後に、それを翻訳した日本語を話すといった形式になっているため、英語のヒアリング能力と一緒に、語彙力を鍛えることができます。配信者が日系アメリカ人の方のため、日本人でも聞き取りやすい英語ですし、スピードもゆっくり目です。音声は、基本的に男性がメインです。
- ・All Ears English
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女性2人の会話形式のチャンネル。会話形式のため、話すスピードの緩急や抑揚、発音など、より実生活に近い形の英語に触れることができます。また、ネイティブな言い回しなども学ぶことができます。
音声は、基本的に女性がメインです。
わたしは、通勤時間が片道30分だったので、丁度30分のVOAを毎日視聴していました。運転中に流しで聞いているので特に苦にはならず、1年ほどで、結構聞き取れるようになりました。ただ、聞き取れてもその単語の意味がわからなかったので、今は、語彙力も鍛えられるHapa英会話と併用しています。
体力づくり
大人になると、自主的に運動しようとしないかぎり、なかなか運動する機会はないと思います。しかし、運動をしないと、肥満になったり、筋力や体力が衰えたり、最悪の場合には、生活習慣病などの自身の体調に不調をきたす要因の1つになってしまうこともあります。
そういった運動不足を解消するために、隙間時間を活用するのは、かなりおススメです。隙間時間でも取り組みやすい体力づくりの方法を紹介します。
- ・ウォーキング、ランニング
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「1日1万歩歩きましょう。」なんてことを言われたり、聞いたことがあるかもしれません。
でも、普通に生活していたら、それって正直、かなり無理だと思いませんか?
仮に一般的な成人の平均歩幅の70cmで考えると、1日で7km歩かなければなりません。ウォーキングが時速4kmくらいといわれているので、毎日2時間弱歩かなければならないことになります。
なので、通常の生活の中で5,000歩くらいは自然に歩くと考えると、ご飯を食べた後のお昼休みや通勤時間などを利用して、30分ほど散歩したり、ランニングしたりすれば、かなり理想に近い運動量を確保することができます。 - ・自転車
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自宅から職場までが10km圏内くらいであれば、自転車通勤を考えてみてもいいかもしれません。また、電車通勤であれば、自宅から駅までや、職場の1〜2駅前で降りて自転車を使ってみるのもいいかもしれません。
自転車は、ウォーキングよりも運動強度が高いため、より効率的に体力づくりを進めることができるため、通勤時間を利用した体力づくりに向いています。 - ・ジム
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ランニングなどの有酸素運動から、ウェイトトレーニングなどの無酸素運動まで、幅広い運動のニーズに対応できるジムは、朝活などに最適です。
また、最近では、ライザップが展開するチョコザップなど、短時間で気軽に利用できる定額サービスもあり、昼休憩などのちょっとした隙間時間でも、気軽に利用しやすくなっています。
やるべきことの前倒し
時間が出来たからといって、必ずしも無理に新しいことを始めなければいけないわけではありません。家でやる予定だったことを、少しでも仕事の休憩時間に済ませることができれば、家での自由な時間を増やすことに繋がります。
例えば昼休みを使って、
・会社の近くで生活必需品の買い出しを済ませる
・アプリを使って家計の管理を済ませる
・週末に出かけるスケジュールを考えて必要な予約や手続を済ませる
・役所や銀行などへの申請書類を作成する
など、たとえ、ひとつひとつは細かなことであっても、少しでも先に済ますことができれば、家でやることを減らすことができ、その分、家や余暇にやりたいことをやる時間を増やすことができます。
また、仮に隙間時間に出来なかったとしても、それは、本来の姿に戻るだけなので、何もマイナスにはなりませんし、自分自身の罪悪感も少ないです。
隙間時間の見つけ方
何かをしようと思っても、日々の生活に追われていると、なかなか、時間を確保するのは難しいと思います。でも、自分では時間が全然ないと思っていても、実際は、細かな空き時間であれば意外と結構あるものです。
日々の生活のルーティンの中にいると、なかなか気づけませんが、自分の1日の行動を一度見直してみると意外ともったいない時間を見つけることができるかもしれません。見直すときは、ちょっと面倒ですが、10分単位くらいで1日の行動を振り返ってみるとよいです。
ある程度まとまった時間を確保するには、次のような方法があげられます。
- ①通勤時間(移動時間)
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2021年の総務省統計局の調査によれば、日本人が通勤に要する時間は、平均で片道約40分だそうです。往復だと約80分、つまり、毎日通勤に1時間以上も使っていることになります。
仮に仕事の稼働日が年間250日だったとすると、250日×80分=20000分。時間にして約333時間。日数にして約14日になります。通勤だけに、年間で丸14日も使っていると考えると、かなり勿体なく感じませんか。
もちろん、移動方法は、徒歩、自転車、電車、車など人によって様々だと思いますが、それだけの時間を活用しない手はありません。 - ②休み時間
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会社では、法令に従い、基本的に1時間程度の昼休みが設けられています。お昼ごはんは、持参したお弁当の人、コンビニの人、外食をする人など様々だと思います。
さすがに、外食するとなると移動時間や待ち時間などで1時間くらいは必要かもしれません。でも、持参のお弁当やコンビニ、テイクアウトを利用するのであれば、30分もあれば食事は済ませられるかと思います。そうすれば、30分は自由に使える時間を確保できます。
30分でも、①と同様に計算すると年間で約5日にもなり、結構な時間だと思いませんか? - ③お風呂の時間
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お風呂で湯船につかるタイプの人であれば、湯船に浸かっている間を隙間時間として使うこともできます。半身浴の場合、20分〜30分くらいが目安と言われますが、お風呂は基本的に毎日入ると思いますので、1日30分とすると、年間では約7日ほどになります。
ただ、1日の疲れを癒す大事な時間でもあるので、お風呂はリラックスタイムにして、音楽を聞いたり、好きな動画などを観るなどの趣味に使ったり、ぼーっとしたりする時間としてもぜんぜんよいと思います。 - ④料理の時間
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料理中は、料理をしているから隙間時間じゃない!と言われるかもしれませんが、使い方によっては隙間時間として有効に活用できる場合があります。動画視聴やリスニング、足をつかったトレーニングなどの時間として活用できます。
料理中のリスニングや音楽視聴には、周りの環境音も聞くことができる、オープンイヤータイプのワイヤレスイヤホンがあると便利です。 - ⑤朝活
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朝活も、時間を確保するには効果的な方法です。一日の通常の活動を始める前の数10分~1時間程度を、自分の自由な時間として使います。ただ、通常の活動時間にプラスして時間を確保することになるので、他の隙間時間とはちょっと違った時間かもしれません。
また、普段から残業が多くて帰宅が遅く睡眠時間が少ない人や朝が苦手な人には難しいかもしれません。逆に朝につよい人にとっては、かなり有効な時間活用術になります。
もっと短い5分や10分なら、隙間時間はいっぱいあります。
自分の性格や仕事の状況などにあわせて、無理やストレスのない範囲で隙間時間を作って上手く活用しましょう!