こんにちは!なぎびです。
わたしは、市役所職員として10年間勤務した後に退職しました。
同僚からは、何で?どうして?もったいない!といった言葉をもらいましたし、人事担当課からも、慰留されましたが、最終的には退職を選びました。
さまざまな理由で公務員からの転職や退職を考えている人はたくさんいると思いますが、なかなか仕事を変えたり、やめたりする決断って難しいと思います。
この記事では、
- 今の仕事・職場がつらい。
- このまま公務員を続けるべきか、転職するべきか悩んでいる。
- 公務員の仕事は嫌だけど、辞めた後が不安でなかなか踏み出せない。
といったわたしと同じような悩みを持っている人の考えるきっかけや助けになれれば幸いです。
わたしが公務員を辞めることを決断した6つの理由
私が、公務員を辞めることを決断した主な理由は、以下の6つになります。
- 妊活への専念
- 職場での精神的なストレス
- 閉鎖的な職場環境
- ハラスメントの横行
- 年功序列・安い給料
- 不公平な人事異動
妊活への専念
一番の理由は、妊活に専念するためです。
結婚してから共働きで仕事を続けながら、7年ほど夫婦2人三脚で妊活に取り組んできました。
不妊専門の病院にかかり、さまざまな治療を試みましたが、専門の病院が自宅から遠いこと、治療によっては頻繁に病院に行かなければならず、仕事との折り合いがつきにくいこと、治療のお薬などで体調が不安定になりやすいことなどにより、なかなか自分が思うように仕事と妊活を両立させることができず、どちらも中途半端になってしまっている気がしていました。
また、通院や体調不良により、頻繁に休みをとらなければならず、職場への迷惑を考えると、自分の気持ち的にも楽ではありませんでした。
そういった物理的な負担と精神的な負担を考えて、夫とも相談して、仕事よりも妊活をとることを決意しました。
私の場合は、妊活でしたが、何か他に専念したいことがあり、仕事との両立が難しい時は、転職や退職の一つのタイミングとなります。
職場での精神的なストレス
仕事をする上で、ストレスはつきものです。
私は、ストレスには、主に2つの種類があると思います。
1つ目は、仕事の困難さ、納期などのプレッシャーなど、仕事自体によるもので、これは仕事をする上では必ず誰もが多かれ少なかれ感じるものかと思います。
このストレスは、仕事をする上で、必要不可欠なものですので、よりよい成果を出すためには、このストレスと上手く付き合っていく必要があります。
2つ目は、職場の環境によるストレスです。
同僚との関係、上司の性格、社内の風土などの精神的なものの他、事務室やトイレなど職場の施設の4S(整理、整頓、清潔、清掃)状況、Wi-Fiやインターネットの回線状況などもストレスの原因となります。
これらには、改善できるものと、そうでないものが存在します。
改善できるものであればいいですが、そうでない場合は、仕事を続ける限りずっとそのストレスを感じ続けなければなりません。
自分の許容できる範囲を超える場合は、やはり転職・退職を考えるきっかけになります。
閉鎖的な職場環境
組織の規模や風土によっては、人の循環が少なく、閉鎖的な環境になってしまう職場もあります。
良好な人間関係が築けている職場ならいいですが、閉鎖的な環境は、凝り固まった人間関係など、問題を抱えている場合が多いです。
また、噂や悪口などが簡単に広まってしまうなど、言動や行動にも注意が必要です。
特に田舎の場合は、職場のみならず、居住地域でも、そういった話が筒抜けなんてこともよくあります。

仕事のできないお局さんからのいやがらせ、毎日聞かされる色恋沙汰や不倫の話、独自の職場ルールなど、ほんとにうんざりでした。
ハラスメントの横行
パワハラ、セクハラ、マタハラなど、さまざまなハラスメントがありますが、私の務めた市役所は、ほんとになんでもありの状況でした。
国などの動向により、ハラスメントに対する研修はされているものの、実際には、パワハラ・セクハラ等で職員の間で有名な上司等がいても、人事課は何の対応もとりません。
そのような状況の中では、逆に、もし、それらを訴えたとしても、その後の自分の処遇の方が恐ろしく、言い出す気にもなりません。
組織として健全な自浄能力が欠落している状況では、仕事以外の余計な事にまで気を使わなければならず、まったく非効率です。
年功序列・安い給料
給料が安く、また、仕事をしない人間の方が、高い給料をもらっていることに納得がいかなかったことも一つの理由です。
公務員は、基本的には、年功序列で昇進していきます。
管理職になる手前までは、上司による評価等はありますが、基本的に試験はなく、エスカレーターで昇進していく場合が多いです。
仕事の能力が低くても、年齢が高ければそれなりの給料をもらっており、若者からすると、「なんで、あんなこともできない人が、私より高い給料をもらっているの?」といった不満を抱きやすいです。
また、そもそも、公務員は、よく、給料が安定していて、魅力的な職業だといわれますが、実際は、国家公務員や都道府県職員、主要都市の公務員であれば結構いい給料をもらっていますが、地方の自治体の公務員は、安定してはいるものの、その水準がかなり低い場合も多いです。
不公平な人事異動
地方公務員には、定期的な異動があります。
以下の記事でも紹介していますが、全く知識のない部署への異動もよくあります。
新しい仕事を覚えることで、自分の能力や知識の拡大が図れますが、その分多大な労力も必要になります。
また、仕事の向き不向きもあるため、うまく適応できないと、心を病んでしまうこともよくあります。
まさか、あんなに元気だった人が!?といったことはザラです。
私もそれに漏れず、慣れない仕事への異動で、疲れ果ててしまったのも理由の一つです。


公務員から転職するために必要な準備
生活資金の確保
公務員からの転職、民間からの転職にかかわらず、転職する場合は、すでに次の職が決まっていればいいですが、退職後に職を探す場合は、もし、次の職がなかなか決まらなかった場合でも、焦らずにいるためには、少なくとも1年程度は、収入がなくても生活できる資金が必要です。
金額としては、今の年間の手取り額から、年間の平均貯蓄額を引いた額になります。
(例:年間手取り額300万円、年間平均貯蓄額100万円…必要額200万円)
また、すでに次の職が決まっている場合でも、次の職場からの最初の給料が支給されるまでの期間は、最低でも、余裕をもって過ごせる資金が必要です。
転職先の確保
公務員をやめることを決めると同時に、次の転職先を確保しておくことがベストです。
仕事が忙しすぎて転職活動ができないなど、それが難しい場合は、少なくとも転職先の具体的なイメージを持っておくようにしましょう。
これがないと、退職した後に、路頭に迷ってしまうことになります。
また、公務員として仕事をしている間に知り合った人脈を積極的に活用するのも一つの方法です。
企業側からすれば、官公庁の事情に詳しい人材は、結構重宝される場合があります。
その他、公務員として専門的な業務に長年従事したことで取得できる資格もあり、それらが求められる場合もあります。
公務員の仕事をしていると、市民からの理不尽な要求や苦情、法令に基づいた複雑な事務、上級省庁からの意味があるのかわからない各種調査など、納得のいかないこと、理不尽なことなど、たくさんあると思います。
今は、少子高齢化により、どこも人が不足している状況です。
安定した給料で就職先として高い人気を誇っていた公務員は、もう昔の話だと思います。
人を確保するために、公務員より圧倒的に高い給料やより良い処遇を提示する企業も増えてきています。
そのような中で、今の職場に対して、不平不満が溜まっているのであれば、ターニングポイントとして、一度、転職や退職を検討してみるのもいいかもしれません。



私としては、結果的には、辞めて正解だったと思っています。職場でかかえていたストレスから解放され、今は、専業主婦として、家事に育児に、毎日、子どもと満ち足りた生活が送れています。