こんにちは!なぎびです。
日々の生活資金や将来への備えなど、わたしたちが生活していくために、お金はなくてはならないものです。もちろん、お金がすべてではありませんが、お金に余裕があることで、生活が豊かになり、心にも余裕が生まれるのも事実です。
この記事では、
- お金が全然たまらない。
- 貯蓄が出来なくて将来が不安。
といった悩みにお答えします。
貯蓄を増やす方法
貯蓄を増やしたいと思った時、その方法は2つしかありません。1つは「収入を増やすこと」、もう1つは「支出を減らすこと」です。すごく当たり前のことですが、自分の手元にお金をたくさん残したいと思ったときに、その方法は、この2つのどちらかしかありません。
では、優先して行うべきことはどちらかというと、それは「支出を減らすこと」です。
よくお金持ちはケチだと言う人がいますが、それは、彼らが無駄なものにお金を使わないから、つまり、支出を最小限に抑えているからです。
理由① 支出の削減=貯蓄の増加
支出を削減することは、貯蓄を減らさないことと同じです。何かを買いたい衝動に駆られたときに、それを買ってしまえば、その分、自分のお金が減ってしまいますが、我慢すれば、自分のお金は減りません。そのお金は、自分の貯蓄のままです。
理由② すぐに始められるから。
支出を削減することは、基本的には、お金の消費を抑えるだけなので、今すぐにでも始められます。
一方で、収入を増やそうと思うと、会社などから支給される給与を増やすために努力したり、副業を行ったり、投資で稼いだりと、その成果が出るまでには、それなりの時間や労力が必要です。
理由③ 支出をコントロールできなければ、収入が増えても無意味だから。
もし、あなたが努力して、今よりも収入を増やすことが出来たとしても、あなたの金銭感覚が以前と変わらず、支出をコントロールすることができなければ、増えた分だけ使ってしまうだけで、貯蓄が増えることは永久にありません。
支出を減らす方法
支出を減らすには、まずは、家計簿などで自分の収支を管理することが大切です。
次の7つのステップを繰り返し行うことで、収支をしっかり管理できます。
まず初めに、自分の収入を知ることが肝心です。毎月ちゃんと給与明細や口座残高を確認していますか?支出をする前に、きちんと、自分が持っているお金の額をしっかりと把握することが、支出を減らす第一歩です。
次に、自分が何にお金を使っているのかを、確認する必要があります。まずは、1か月間に、自分が何にお金を使ったのか、細かく記録してみましょう。
そのためには、レシートや領収書は必ずとっておくようにしましょう。また、飲み会など、レシートがない場合は、スマホなどにメモを残しておきましょう。
自分が何にお金を使っているかが分かったら、それらをいくつかの分類に分けてみましょう。分類は、細かくしようと思えばいくらでもできますが、面倒ですし、わたしは次の7つの項目に分類しています。(あくまで、わたしの管理しやすい例ですので、正確な勘定項目などとは違うかもしれません。また、自分で独自に分類しても問題ありません。)
- 固定費(家賃、光熱水費、通信費、保険・医療費、車両関連費 など)
- 食費(外食費、食材費、おやつ代 など)
- 服飾費(衣料費、理美容費 など)
- 交際費(飲み会代、冠婚葬祭費、入学・就職祝い、お年玉 など)
- 旅費(宿泊代、電車代、高速道路代 など)
- 娯楽費(ギャンブル、宝くじ など)
- 雑費(①〜⑥に該当しない支出)
雑費には、①〜⑥までに当てはまらないものを分類しています(例えば、初詣の賽銭、募金など)。ただ、⑦に分類されるものが多い場合は、それらの特徴を考えて、①〜⑥に分類し直すか、新しく分類項目を追加する必要があるかもしれません。
ステップ3で分類したものから、まずは、②〜⑦の中で自分が不要だったと思う支出、減らせそうな支出を抜き出します。これの合計が、すぐに、あなたが削減できる支出の額です。
次に、①の固定費の中で、見直せそうなものを考えます。
たとえば、
- スマホのプランやキャリアを自分の使用状況に合わせて見直す。
- 医療保険や車両保険の内容を見直す。
- 水道やガス、電気の使用状況を見直す。
- 普通車から軽自動車に買い替える。
などです。これらは、すぐには無理ですが、将来的に削減できる可能性のある支出の額です。
ステップ4で確認した削減できる支出額を、ステップ3の額から差し引いた額を、次の月の①〜⑥のそれぞれの支出予定額として設定します。
1か月経ったら、またステップ③の項目で1か月分の支出を分類して、前月にステップ5で立てた支出予定額と比較して、予定通りに出来たか、出来なかったか、原因は何かを確認します。
ステップ1〜6までの流れを毎月繰り返すことで、少しずつ自分の支出が改善されていくはずです。
ステップに分けて書きましたが、簡単に言ってしまえば、「毎月しっかり家計簿をつけて、支出を見直しましょう!」ということです。分類するのが面倒な場合は、最低限として、何にお金を使って、どれが無駄な支出だったかを確認するだけでも、全然違います。
家計簿には、Exelなどの表計算ソフトやアプリを使うと便利です。
支出が改善されない場合は、自分が立てた目標が守られていないということです。貯蓄を増やすためには、自分自身の強い意思が一番重要です。
収入を増やす方法
収入を増やす方法としては、基本的に、既存の仕事の収入を増やすか、新たな収入源を確保することの2つが考えられます。
既存の仕事の収入を増やす。
仕事の収入を増やすには、会社員などの場合は、経年又は資格を取得する、実績を上げるなどにより組織内での自身の評価を上げることで、昇給などにより収入を増やすことができます。
また、自営業者であれば事業収益の改善、フリーランスであれば受注する仕事の量を増やすなどで収入を増やすことができます。
新たな収入源を確保する。
新たな収入源を得るには、空き時間に副業をすることや、投資などで資産を運用することなどが考えられます。
貯蓄を増やす一番の近道は、まずは自分のお金の使い方と向き合うことです。今すぐにでも始められますので、ぜひチャレンジしてみてください!